引用元:大西熱学 公式HP
https://www.ohnishi.co.jp/
大西熱学は、環境試験設備やクリーンルームの設計・製作・施工に対応している会社です。さまざまな試験装置を取り扱う中、振動試験装置の提供も行っています。ここでは、大西熱学の振動試験装置の製品事例や仕様、機能、会社の特徴などを紹介します。
リアルに近い環境で試験ができる複合試験装置
加振機用恒温恒湿槽と呼ばれる複合試験装置の一つです。試験対象となる製品に温度・湿度・振動を与え、実際に使用する環境に近いシチュエーションでの試験を可能としています。複合試験装置らしく、マルチな実験を行えることが特徴の一つ。本製品では、振動のみならず、回転・ねじれなどの負荷を与えられる試験装置も提供できます。
環境試験室・特殊試験装置・カロリーメータのエンジニアリング会社として事業展開している大西熱学。自動車業界をはじめ、家電、エネルギー、半導体、一般空調関連、住宅関連など多岐にわたる産業分野に向けて、ニーズに合った試験環境や試験設備を提供しています。諸装置に関して、設計・製作・工事まで一貫して請け負えるのが同社の特徴です。振動試験機の専門メーカーではありませんが、上記の加振機用恒温恒湿槽や実車加振付環境室など、振動関連製品の取り扱いがあります。
当社では、他社製品対応機能を搭載した環境試験装置をはじめ、多彩なニーズに応える製品群を幅広く取り揃えられています。各装置は厳格な品質管理のもと設計され、研究開発から量産試験までのフェーズで信頼性と操作性を両立したソリューションを提供します。
全天候型環境試験室は、夏季の高温多湿や冬季の低温乾燥だけでなく、強風・降雨・日射などの複合環境を忠実に再現します。温度-30~+65℃・湿度10~98%RH・降雨量200mm/h・風速40m/s・照度1000W/m2の条件に対応した制御が可能です。モジュール式構造により、設置場所や試験規模に応じた拡張ができます。
遠隔監視システムと自動データ収集機能を標準搭載し、試験結果の分析・報告を効率化します。
エンジン吸入空気温湿度調整装置は、冷凍機の排熱を再利用しながら、給気温度と湿度を高精度に制御します。給気風量6~50m3/min・温度20~50℃・湿度40~60%RHに対応し、自動車・二輪・産業用エンジンの性能評価に適しています。省エネルギー設計により従来比約30%の消費電力削減を実現し、タッチパネル式操作画面で条件設定の再現性を高めることが可能です。
太陽電池モジュール用試験装置は、ダブルチャンバーと飽和2流体混合方式を採用し、95℃・95%RHの高温高湿環境を長時間維持します。IEC61215/61646、JIS C8990/8991などの国際・国内規格に準拠し、温度-40~100℃、湿度5~95%RHの相互制御で熱サイクル試験や結露凍結試験に対応しています。モジュールサイズや個数に応じたレイアウト変更が容易です。
住宅エネルギー環境試験室は、実大モデルハウスを用いて年間を通じた住環境を再現します。温度-20~45℃・湿度40~90%RHを制御し、冷暖房設備の性能や省エネ効果を総合的に評価できます。大型ヒートポンプによる冷暖房切替を4時間以内に実行し、実生活に近い温熱環境での継続試験を再現可能です。IoT連携による遠隔モニタリング機能を装備しています。
実車環境風洞設備は、実走行時の温度-40~60℃・湿度30~90%RH・車体に当たる風速0~160km/h・日射強度0~1200W/m2の複合制御を実現します。カーエアコンや部品の実使用条件を再現し、降雨・降雪再現オプションでさらに実走行に近い試験が可能です。風洞内の気流分布可視化システムで評価精度を向上させます。
フレキシブルチャンバーは、試験対象の形状・寸法に合わせてチャンバー内部を自由に構築できる可変型装置です。チャンバー本体と空気供給機を分離設置し、温度-50~150℃・温度精度±0.5℃・湿度の制御が可能です。HV/EV用部品や電子機器の環境評価に適しており、内部棚の移動や取り外しが容易なモジュール構造を採用しています。
人体環境試験室は、室内環境室・屋外環境室・シールドルームを一体化し、人が生活する環境やビル空調条件を再現します。温度0~40℃・湿度30~90%RH・照度0~10,000Lx・電磁界減衰100dB以上を制御し、快適性評価や健康影響試験にも活用可能です。空気清浄・換気システムを標準搭載し、長期継続試験にも対応します。
カーエアコン用無響室は、車内外の騒音測定に特化した無響空間を提供します。温湿度制御機能や前面風速制御、風温湿度調整機能を搭載し、エンジン停止状態でも可変速コンプレッサー駆動で測定を実施します。吸音材とサイレンサーにより45dB(A)以下を達成し、ISO規格に準拠した騒音データを取得可能です。
冷熱衝撃試験装置は、高温・低温を高速で切り替え、部品の熱疲労耐久性を評価します。移動式・静止型ダンパ切替式・液槽式の3方式を用意しています。静止型ダンパ切替式では、容量制御により従来比約28%の省エネ運転を実現し、温度-40~120℃間でサイクル時間60秒以下の高速熱衝撃試験が可能です。
大型恒温空調装置は、最大35×35m、高さ11mの広大空間を20±2℃で均一に制御します。垂直・水平方向とも±2℃以内の温度分布に対応し、精密機器工場や組立ラインの環境管理にも活用されています。大容量冷凍機を冗長構成で配置し、運転停止のリスクを低減可能です。メンテナンス性に優れた分解可能構造を採用しています。
実車加振付環境室は、環境試験と振動試験を同時に実施できる試験室です。防湿・断熱シートや乾燥空気の導入により結露を防止し、温度-40~90℃・湿度20~95%RH・日射740~1200W/m2・最大試験車両重量3000kgといった環境条件を制御できます。加振機は水平・垂直コンビネーション加振に対応し、実走行に近い振動環境を再現します。
恒温恒湿槽は、温度-70~150℃・湿度20~98%RHを±0.5℃・±5%RH以内で制御する代表的な試験装置です。小型から大型まで幅広い容量ラインアップを提供し、高温高湿試験や低湿試験、防爆仕様にも対応しています。内部観察用窓や内蔵カメラオプションで、試験中の状況監視が容易です。
加振機用恒温恒湿槽は、温度−60~150℃・湿度20~98%RHの環境下で水平・垂直加振を同時付加できる複合試験装置です。ダンパ切替式と液槽式の二方式を選択可能で、加振周波数0.5~500Hz・加振加速度最大20Gまで対応します。
PLC制御による自動試験プログラム設定とデータ収集機能を標準装備し、異常検知・安全停止機能や外部監視インターフェースも備え、自動車部品や電子機器の耐久評価を高効率かつ高信頼性で実施できます。モジュール構造と遠隔監視オプションにより、長期運用コストの削減にも貢献します。
通風換気シミュレーターは、モデルハウスの室内外気流を1~5m/s・分布±5%・乱流強度±10%で再現する風洞施設です。15×15×9mの試験空間に回転テーブルを配置し、建築物の通風性能診断や換気設計検証を実施できます。CFDとの併用により、設計段階での精密な解析が可能です。
超低温熱処理装置は、機械式冷却コンベアによる連続サブゼロ処理を実現します。制御温度は-75~100℃を±1℃以内で維持し、最大650kgの鋼材製品に対応しています。液体窒素を使用せず、省スペース設計と低ランニングコストを実現しました。自動搬送ロボットとの連携オプションも提供します。
コンプレッサ耐久試験装置は、冷蔵庫・室外機・カーエアコン用コンプレッサの寿命評価を行います。回転数5~13.000rpm制御・温度-40~150℃・湿度30~80%RHでスイープテストやロードサイクルに対応しています。多台並列試験可能なラック構造を採用し、試験時間短縮を支援します。
リークテストチャンバーは、高気密二重扉構造で自動車空調システムの冷媒漏れ量を0.1g/年以下の検出感度・再現性±1%以内で測定できます。-20~80℃の温度制御や過圧保護・排気処理・内部観察用カメラ、PLC制御による自動試験プログラムと自動レポート生成機能を標準装備し、複数試料の連続試験に対応します。
エアコン用環境試験室は、21畳相当のモデルハウスを再現し、省エネ基準IV地域仕様の断熱パネルを採用しています。室内6~21畳に可変可能な間仕切り機能を装備し、ルームエアコンの冷暖房性能試験や消費電力測定が可能です。天井・床面に温湿度センサーを配置し均一制御を実現します。
住宅用環境試験室は、実大2階建てモデルハウスで年間気象条件をプログラム再現します。温度-30~60℃・湿度30~90%RH・換気9,000m3/h・局所風雨50~300mm/h・日射1~1,000W/m2を組み合わせ、建材の耐久性評価や省エネ性能試験を包括的にサポートします。
LLC・オイル温度制御装置は、エンジン試験における冷却水(LLC)とオイルの温度を多点PID制御と予測制御で維持します。負荷変動に応じた迅速な応答性を確保し、遠隔監視アラート機能を標準搭載しました。エンジン性能評価の精度向上と試験効率化を支援します。
カロリーメータは、空調機器の熱性能を測定する装置です。平衡式室型熱量測定法や空気エンタルピー法、コンプレッサ熱量計法に対応し、JIS・ISO規格に準拠した高精度な評価が可能です。小規模ルームエアコンから大型パッケージエアコン・ンプレッサ単体試験まで幅広く対応し、複数台同時試験やクラウド連携分析機能など使い勝手の良いオプションを装備しています。
大西熱学は試験装置・設備の製品ラインナップが豊富です。加振機用恒温恒湿槽や実車加振付環境室のほか、太陽電池モジュール用試験装置、カーエアコン用無響室、ヒートショック試験装置、コンプレッサ耐久試験装置など、さまざまな試験要請に対応する設備環境を提供しています。
大西熱学では顧客への対応において、「ユーザーベネフィットを第一」としています。同社では顧客からの様々な要望に応えるため、製品に関するヒアリングから計画・立案、設計、製作・施工、試運転、完成、アフターケアまで一貫したサポートを行っているのです。ワンストップですべてを依頼・相談できる安心感があります。
| 社名 | 株式会社 大西熱学 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都墨田区緑1-19-9 |
| 営業時間 | 受付時間:8:30~17:15(土日祝休) |
| 電話番号 | 03-5625-0024 |
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