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株式会社マルイ

引用元:株式会社マルイ 公式HP
https://www.marui-group.co.jp

株式会社マルイの振動機の仕様・特徴

株式会社マルイでは、動的繰り返し応力が再現可能なもの、静的繰り返し応力の再現を兼用している試験機などを取り扱っています。取り扱っている製品の種類は豊富で、さまざまな試験に対応可能です。

MIS-235-1-06

コストや操作性、メンテナンス性に優れた製品

振動試験機
画像引用元:株式会社マルイ公式HP
(https://www.marui-group.co.jp/products/items2_2/item2_2_26/)
  • 準拠規格:JGS 0541/JGS 0542
  • 動的垂直載荷 空圧サーボ方式:1kN
  • 静的垂直載荷 サーボモーター方式:5kN
  • 側圧負荷 エアーレギュレーター方式:1MPa
  • 背圧負荷 エアーレギュレーター方式:0.5MPa
  • 動的制御方式 荷重・変位制御:0.05~1.0Hz
  • 静的制御方式 変位制御:0.005~5.0mm/min
  • 三軸室 三本柱固定方式/供試体寸法:φ50×H100mm
【計測】
  • 軸圧(外部):5kN
  • 軸圧(内部):1kN
  • 外部変位:25mm
  • 内部変位:±2mm×2
  • 側圧:1MPa
  • 間隙圧:1MPa
  • 体積変化:50cc
引用元:株式会社マルイ公式HP
https://www.marui-group.co.jp/products/items2_2/item2_2_26/

動的・静的兼用の空圧サーボ式 繰返し三軸試験機です。メンテナンス性に優れているので、できるだけメンテナンスの手間を抑えたいと考えているようなケースにも向いています。制御やデータの収録はパソコンで行えることもあり、高精度の試験につなげられます。

MIS-235-1-32

研究開発をサポートする大型の試験機

振動試験機
画像引用元:株式会社マルイ公式HP
(https://www.marui-group.co.jp/products/items2_2/item2_2_30/)
    • 準拠規格 JGS 0541/JGS 0542
    • 垂直載荷 油圧サーボ方式:1000kN
    • 側圧負荷 油圧サーボ方式:2MPa/エアーレギュレーター方式
    • 背圧負荷 エアーレギュレーター方式
    • 動的制御方式 荷重・変位制御:0.01~0.1Hz/振幅:0.1Hz時±10mm
    • 静的制御方式 変位制御:0.2~240mm/min、荷重制御:10kN~500kN/min
    • 三軸室 三本柱固定方式・供試体寸法:φ300×H600mm
    引用元:株式会社マルイ公式HP
    https://www.marui-group.co.jp/products/items2_2/item2_2_30/

油圧サーボ方式を採用した大型の繰返し三軸試験機です。ウォーターフロント、ジオフロントといった大型のプロジェクトに関する設計や施工上の様々な問題の検証、新工法・新技術の開発を行いたいと考えた際に活躍してくれます。繰り返し静的・動的試験が可能であり、飽和土だけではなく、不飽和土のどちらにも対応している製品です。

これらの他にも多くの試験装置に対応している株式会社マルイ。株式会社マルイ以外にも日本国内には多くの振動試験機メーカーがありますが、どのメーカーも技術的な研究開発において非常に高いレベルで競い合っています。そのため、スペック面で大きな差が出てくるとはいえません。

自社にとって適した製品を取り入れたいと考えているのであれば、メーカーからどういった形で予算やスペースも加味した提案が受けられるかだといえるでしょう。当サイトでは日本国内の振動試験機メーカーでも特に注目したい2社について紹介しています。

株式会社マルイの特徴

新しい試験機器の開発に取り組んでいる

株式会社マルイは、先端技術を導入することにより試験装置の自動化などを推進してきました。22世紀の環境を創造する総合試験機メーカーを目指し、製品の開発に取り組んでいる会社です。

昭和46年設立

株式会社マルイが設立されたのは昭和46年12月20日です。これまでに長い歴史のある会社だといえます。北海道から沖縄まで全国に代理店があるため、相談しやすいです。

中央官庁などへの納入にも対応

これまでには内閣府や防衛省、国土交通省などの中央官庁とその試験研究機関などへの納入実績があります。さらに、民間会社とその試験研究機関、公共企業体・特殊法人の試験研究機関など、多くの企業に対し納入を行ってきました。

その他取り扱っている製品

地盤や建材の特性を理解することは、安全で持続可能なインフラや建築物を設計する上で不可欠です。その分野で長年の経験を持つマルイは、精密な試験装置を取り扱い、さまざまな状況における地盤や建材の挙動を再現する技術を提供しています。

MIS-233-1-63

斜面崩壊時の地盤変形を再現し、土の残留強度を測定できる装置です。この試験機では、上下に分かれたせん断リングを用いて土のせん断強度と変形特性を評価することが可能です。せん断強度を超えた後も大きな変形を生じさせられるため、特に長期間の地滑りなどで重要となる土の特性を把握するのに適しています。

MIS-233-1-75

地震時を含む高速な応力変化を再現できる装置で、土石流や高速地滑りの研究向きです。アクリル製のセルを使っているため、試験中の様子を外から観察できるのも研究者にとっての大きな利点です。

MIS-233-1-02とMIS-233-1-08

主に学生実験やフィールドでの簡便なテストに用いられる一面せん断試験機です。これらの装置は操作が簡単でありながら、必要な強度特性を正確に測定することができます。

MIS-233-1-09

特に斜面表層の強度定数を簡便に求めることができる小型試験機で、繰り返しせん断のシンプルな操作により、迅速な試験を実現します。さらに、水浸条件下でも試験が可能で、幅広い環境での利用が可能です。

MIT-645-3-01

建材の耐久性や耐候性を測定することも重要です。マルイの試験装置は、建材が異なる環境条件下でどのように振る舞うかを評価するのに役立ちます。

屋内外の異なる温湿度環境を再現し、建材の性能や耐久性を測定できる装置です。モデルハウス全体を試験する大型装置も対応可能で、建築物全体の評価を行うことが可能です。

MIT-648-3-11

建築ボードの熱変形や耐候性を測るための装置で、赤外線照射と散水を組み合わせて太陽と雨の影響を再現します。断熱材を使ったクローズドタイプの設計により、温度制御精度が高く、より厳密な試験が可能です。

MIT-622-3-01

建材の温度差による劣化耐久性を評価する試験装置で、ヒートショック試験や凍結融解試験など、幅広い環境変化に対応した試験を行うことができます。この装置は、試験槽が自動で上下に移動するため、試験の切替がスムーズでスペースを取らないというメリットがあります。

MIC-174-1-50

プレキャスト製品等の曲げ耐力を試験する装置です。加圧盤間隔が広く、ボックスカルバートなどの二次製品の曲げ試験も行うことができます。荷重計測において油圧系統を切り離して直接負荷された荷重を検出し、電気的に計測目盛板を表示する機構を採用しているため、高精度な試験データを得ることが可能です。

MIC-173-1-25

ALCや建築用パネルなどの曲げ強度を測定する装置です。試験機下部にフレームがないため、前面からフォークリフトで試験体を設置でき、試験準備の手間を軽減します。また、パソコン制御で荷重制御・変位制御・繰返し制御試験が行えます。

MIE-773-1-10

建築用パネルなどの曲げ強度を測定する装置です。電気・油圧サーボ方式により、速い周期での繰返し曲げ試験が実施できます。

MIE-279-1-00

建築用パネルや木質構造物などの構造体フレームの面内せん断強さ、及び面内せん断剛性を測定する装置です。自動制御による正負変形時の繰り返し試験と破壊試験を行う機構を備えており、コンピューター制御でデータ収録と解析が可能です。

MIC-175-0-11

床材として用いられている木材・石材・合成樹脂製品等の耐摩耗試験を行う装置です。回転テーブルに取り付けられた8個の供試体には、テーブルの回転に伴って散砂、圧縮摩擦、摩擦ブラッシング、打撃、清掃の各工程が繰り返し作用します。

MIS-257-0-71(地震体験用)/MIS-257-0-72(家具振動用)

地震体験や耐震・免震性能試験に用いることができる振動台です。3本の加振用リニアサーボアクチュエータと水平台、ローリング・ヨーイング止め装置で構成されており、水平・垂直方向の単独加振はもちろん、3次元的に加振することが可能です。

MIE-800-0-11

水平往復運動するテーブル上に置かれた路床に、車輪を介して鉛直に荷重を与え、その特性・破壊メカニズムを解明し、補強効果を評価する走行荷重載荷・駆動装置です。

株式会社マルイの会社情報

社名 株式会社マルイ
本社所在地 大阪府大東市御領1丁目9-17
営業時間 公式HPに記載なし
電話番号 072-869-3201
URL https://www.marui-group.co.jp