振動試験の受託費用

振動試験受託サービスを利用するには、受託費用がかかります。そこでこのページでは、振動試験の受託サービスを利用するための費用や相場について解説します。注意点もご紹介しますので、これから利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

振動試験の受託費用の相場とは？

振動試験受託サービス費用の相場は次のとおりです。

• 大型振動試験（1試料）：35,000円～/h
• 小型振動試験（1試料）：20,000円～/h
• 大型振動試験機（単軸加振）：150,000～300,000円
• 大型振動試験機（3軸加振）：225,000～450,000円

振動試験の受託費用は企業により変わりますが、1試料単位ではおおむね大型振動試験で35,000円から、小型振動試験で20,000円からと設定されています。

しかし試料単位ではなく時間制を採用している企業もあります。その場合は数時間にわたり振動試験機を使った立会試験を行うことになるため、下記2つのようにまとまった金額となる傾向です。

振動試験の受託費用に関する注意点

キャンセル料が発生すること

振動試験受託サービスを予約してキャンセルすると、キャンセル料がかかります。キャンセル料金は企業により変わりますが、試験開始日前日のキャンセルであれば、振動試験の受託費用と同等である請求率100％となることが多いはずです。

パーセンテージは下がりますが、場合によっては試験開始10日前のキャンセルでも料金が請求されることがあるため、まずはキャンセルによる料金発生に注意してください。

治具設計費がかかることも

固定治具を作成する場合、振動試験の受託費用とは別に治具設計費が発生します。もしその場合にキャンセルすると、キャンセル料に加えて治具設計費も請求されることがあります。キャンセルが報告された日までにかかった、治具設計にかかる費用が請求される可能性があることも知っておいてください。

サービス利用の前に事前相談すること

振動試験受託サービスを利用するなら、利用する前に事前相談をすることも欠かせません。事前相談をすれば振動試験で発生するおおまかな受託費用を提示してもらえるほか、試験に関する詳細情報も知ることができます。

振動試験受託サービスを検討されているなら、まずは相談することから始めてください。

振動試験機の治具もチェック

振動試験の受託費用は企業により変わりますが、大型振動試験機で1時間35,000円から、小型振動試験機で1時間20,000円からが目安です。

しかし振動試験受託サービスをキャンセルすると、受託費用と同等のキャンセル料がかかる可能性が高まります。キャンセル日までの治具設計日がかかることも珍しくありません。受託費用について確認するためにも、サービス利用前の事前相談を徹底してください。

当サイトでは「治具」について概要や必要性について解説しています。「振動試験受託サービスにおける治具設計費」について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。