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振動試験の見学会

企業によって「振動試験の見学会」が開催されることもあります。振動試験の見学会では実際に試験の様子が見られるだけでなく、試験体への加振をしてもらえることもあり有意義なイベントとなるはずです。

振動試験の見学会とは?

振動試験の見学会について

振動試験の見学会は、振動再現試験の実情を確認したり、電気計量について理解を深められたりするイベントです。振動試験機に関する専門的な質問をすることもでき、さらに企業が所有している機器を用いてもデモ加振も確認できます。

振動試験見学会に参加するメリット

振動試験見学会に参加することにはさまざまなメリットがあります。

  • ●振動試験機の性能や状態などを直接目で見て確認できる
  • ●振動試験機や試験に関する質問ができる
  • ●試験場では写真・動画の撮影が可能なこともある
  • ●希望によっては試験体への加振もできる

振動試験見学会では試験機を用いた実際の試験を見学できるだけではなく、写真や動画を撮影したり、希望によっては試験体への加振をしてもらえたりします。振動試験機や振動試験受託サービスの導入を検討している場合、一度参加するだけでも非常に参考になるはずです。

振動試験見学会の事例

事例1:日本海洋科学が行った見学会の事例

まずは日本海洋科学の振動試験グループが行った見学会の事例をご紹介します。振動試験見学会は日本海洋科学が所有する大型振動試験場で行われました。見学者は50人限定でしたが、積載量20t、6.2×2.6m規模の振動台を準備して開催する大規模なものだったとのことです。

見学会開催中はモーションキャプチャやレーザー変位計、振動計、輸送振動試験20ftコンテナなどの紹介も行われたそうで、気軽に参加できさまざまな試験について見解を深められる意義深いイベントとなりました。

事例2:振動試験・耐震試験・輸送振動再現試験の見学会の事例

こちらも日本海洋科学で行われた振動試験見学会です。実際に確認できた試験は、振動試験・耐震試験・輸送振動再現試験の3種類でした。デモ加振では共振点探査や実地震波、人工地震波、輸送振動再現などが行われたそうです。

第一回目のデモ加振見学会は、募集開始からわずか1週間で定員に達してしまったほどの人気ぶりでした。そのため第二回にあたるこちらの振動試験機見学会も、好評に終わったのではないでしょうか。

事例3:日本電気計器検定所が開催した見学会の事例

日本電気計器検定所が開催したのは、一般消費者向けの見学会です。日常に電気計量が深く関わっていくことを知ってもらうために開催されました。

見学会の中では日本電気計器検定所の概要や電気計量の公演があったとのことです。

振動試験機の受託サービスをチェック

振動試験機の見学会は定期的に開催されており、場合によっては試験体への加振も受け付けてもらえることもあります。振動試験についての見解を深められるなどメリットが多いイベントであるため、開催の際には参加されると有意義な時間となるはずです。

当サイトでは振動試験受託サービスの提供会社もご紹介しています。振動試験機を自社で保有するのが難しい場合や、より効率的な試験を行いたいと考えている場合は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。