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振動試験とは?振動試験・振動試験機の基礎知識

振動試験機とは?

振動試験機とは、対象となる製品や部品に振動を与えて、その影響やダメージ、変化を測定するための試験機です。機械式、油圧式、動電式、サーボモータ式など駆動方式によって複数の種類があります。振動試験は高層ビルや鉄道車両部品などのニーズが高いため、試験機も大型化していますが、一方で卓上型の試験機も登場するなど、小型製品向けの試験機も提供されています。振動試験機を使用することで正弦波、ランダム波、衝撃波など複数のパターンの振動試験が可能です。

超音波疲労試験とは?

超音波疲労試験は、超音波による疲労試験です。製品や部品の疲労限度を把握する目的で行われています。疲労試験自体は一般的な振動試験機でも実施できますが、10の7乗回以上の超高サイクルなギガサイクル領域では膨大な時間がかかります。超音波を使った疲労試験なら、ギガレベルでもスピーディーに試験を行い作業時間を短縮することができます。ただし素材や部品によって向き不向きがあるため、試験片に合った試験機を選定しなければなりません。

治具とは?振動試験に必要?

治具は、振動試験を正常に行うためのサポート器具です。供試品をしっかりと固定し、適切な振動伝達を支援します。振動試験の治具設計は試験の結果を左右する可能性があるため、慎重に行わなければなりません。品質の高い治具を制作するためには、設計会社の選定が重要なポイントになります。最初の打ち合わせから制作まで自社で一貫して対応できる会社なら、高品質な治具制作と適正価格を同時に実現できるでしょう。

振動試験機の校正とは?

振動試験の校正は、一定期間の過去の試験機の状態を推定するために行われます。振動試験機は気温や湿度などさまざまな環境要因によって経年変化するため、定期的に状態を確認する必要があるのです。校正を行わなければ、測定値が標準の値からズレてしまうことになり、クライアントに正確なデータ(校正結果)を提供することができなくなります。法定義務はありませんが、製品保証や品質管理の観点から、校正試験は必須の業務といえるでしょう。

振動試験機の防音・防振対策とは

振動試験機の設置では、防振対策や防音対策が必要になります。振動試験機を動かすことで大きな騒音が発生し、社内の環境を悪化させるおそれがあるからです。振動試験機の防振・防音対策は、種々の防振機構や防音機構を搭載することで実現します。一方、試験機の設置に際しては、付帯設備の有害物質、床への影響、冷却ファンのホース、他装置への影響なども考慮しなければなりません。安全かつ最適に使用するための、振動試験機の選定も重要になります。

小型振動試験機の特徴は?

小型振動試験機はニーズが高まっている振動試験機です。大型化が顕著な振動試験機の世界ではありますが、実は小型振動試験機のニーズも高まっていることから、様々なタイプの小型振動試験機が登場しており、取扱メーカーも増えています。

振動制御器とは?

振動制御器とは「制御」とあるので何かを止めるシステムだと思っている人も多いかもしれませんが、止めるのではなく、条件を加えて試験のバリエーションを増やすものです。つまり、振動制御器の果たす役割は大きく、振動制御器によって、より実践的な条件での試験が可能になります。

振動試験機の種類について

振動試験機には様々な種類があります。そのため、導入を検討しているのであれば、どのような種類が用意されているのかを把握する必要があります。自社にとって必要としている試験に対応しているのかはもちろんですが、特徴やメリット・デメリット等を総合的に考えての判断が求められます。